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注目の育毛成分とは

ポリソルベイトという不思議な成分

ヘルシンキ・フォーミュラというシャンプーには通常の界面活性剤のほかにポリソルベイト80という成分が含まれています。

このポリソルベイト80というのはチョコレートにも使われている乳化剤の一種で、一見なんの変哲もない添加剤ですが、1970年代にヘルシンキ大学で皮膚ガンの研究中に髪への作用が発見されました。

しかし、その成果をもとにシャソプーやコソディショナーを製品化したのはアメリカのメーカー1杜のみでした。この会社はヘルシンキ・フォーミュラの成分を公表していますが、いまだにコピー製品は現れていない不思議なシャンプーです。

乳化剤に育毛剤をもしのぐ育毛効果?

ポリソルベイトのもつ効果が最初に発見されたのは、フィンランドのヘルシンキ大医学都でマウスを使用して皮膚ガンの研究をしていたときでした。

皮膚障害テストとして、どんな物質が皮膚にどう作用するかを研究中、いろいろな試薬のひとつとしてポリソルベイトを用いた際に、マウスの体毛の成長サイクルに変化が現れたのです。動物の体毛には季節性などの発毛サイクルがあり、休止期にあるはずのマウスの体毛がなぜか成長期に変わったのでした。

これは、ポリソルベイトによって皮膚や毛穴をつまらせている脂などのよごれが除去され、発毛が促進されていたことによるものでした。この発見から、研究スタッフは人の脱毛に応用できないか、と考えたのです。

ヘルシンキ大学では9ヶ月間にわたり13人の脱毛部分に対してポリソルベイトを塗布するという実験を行い、そのうちの11人に発毛部である毛包数の増加が認められたというのです。ポリソルベイトの作用は、
①すみやかに頭皮に浸透して毛包の周囲に浸み込んでいく。
②頭皮と毛包の両方で細胞分裂が急速に進む。
③毛穴からタンパク汚れが除去される。
④血液とリンパ液の流れを促進する。
⑤皮膚の表面にあるコレステロールやその他の油脂成分を取り除く。
というものでした。

細胞膜にはコレステロールが含まれていますが、あまりにコレステロールが多いと、細胞膜の上に無数に存在する穴がふさがれてしまい、細胞分裂の速度が遅くなります。そのせいで毛髪を生み出す速度も遅くなる可能性がある、というのがヘルシンキ大学の見解でした。

それをポリソルベイトは防いでいるのではないか?その後、ヘルシンキ大学ではさらに研究をすすめ、最大規模では320名を対象とした実験を実施、その結果ポリソルベイトは
①頭皮の皮脂やタンパクなどの汚れ
②皮膚の中にあるコレステロール
③男性ホルモンのテストステロンが変化したDHT(5αジヒドロテストステロン、ハゲの原因物質といわれる)
の三つを除去し、およそ80%の被験者に有効な結果をもたらした、とあります。

毛穴から皮脂を取り除き、清浄に保つことで育毛が活発に行われ、抜け毛が減ることは実験からも明らかなようです。きちんとした頭皮ケアが行われた上で、育毛剤を使用すればいうことなしですね。

 
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