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抜け毛は怖いものではない

去るものは追わず。髪はいつか抜けるもの。

髪の抜ける原因はいろいろとありますが、実は一番多いのが抜けるべくして抜けていく髪の毛なのです。人の髪の毛は生え始めてから抜けるまで、女性で4~6年、男性で3~5年を要します。

毛包にある毛母細胞から髪の毛(うぶ毛)が芽生えて、毛球がだんだんと大きくなっていきます。同時に毛幹も太くなり長く伸びていきます。3年から6年をかけ、やがてその成長を終えるまでを成長期と呼びます。その後、毛母は髪の合成を徐々に弱めていき、完全に髪の成長がストップするまでの2~3週間を退行期と呼びます。毛根は完全に角質化して毛包から分離し、3ヶ月ほどで抜けていきます。

この自然な脱毛は不思議なことに頭部のあちこちで分散して起こり、決して一箇所にまとめて起こったりはしません。ですから、あまり目立つことはないのが普通です。そして、髪が抜けたあとの毛乳頭は休止期を経てふたたび新しい髪を作り始めるのです。

自然な抜け毛はどのくらい?

成長期の髪の毛は個人差にもよりますが、平均して一日に0.35~0.4mmくらいといわれており、6年伸びると1m近くにもなる計算です。よく、毛を剃ると太くなるなどといいますが、これは本当らしく実験でも認められているそうです。また、暖かい季節は髪が伸びるのも早いようで、春先から夏をピークに髪の伸びる速度は遅くなっていきます。

ヘアサイクルから考えて、4年ですべての毛髪が抜け替わると仮定すると、自然な抜け毛は一日に50~70本となります。これは実際に抜けていく本数とほぼ等しく、一日に100本以内であれば抜け毛も心配する必要はないようです。このように休止期となれば自然と抜けていく髪の毛ですが、休止期に至る前に髪が成長を止め、抜けてしまうのがAGA(男性型脱毛症)です。

そのほかにも病気や薬の影響、ストレスなどでも抜けてしまうことがあります。自然に抜けていくものを過度に心配してそれがストレスとなり、抜け毛が増えてしまうことも考えられます。あまり心配しすぎるのも髪にはよくないことなんですね。ただし、抜けていくのは自然でもそのあと生えてこなかったら、やっぱり髪は減っていきます。頭皮を有害な紫外線や環境から守って清潔に保ち、毛穴を健康にしてあげることが大事なんです。髪も身のうち、生活習慣を含めた全身のケアをした上で、自分に合った育毛剤やシャンプーを選んでください!

 
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